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民医連新聞

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初動や支援者受け入れ学ぶ 県連を対象に災害対応研修会を開催

 9月25日、MMAT委員会は県連を対象に災害対応研修会を開催し、37県連から51人が参加。阿南陽二委員長が民医連の災害のとりくみを報告し、三浦正善委員が災害の基礎知識としてCSCATTT、小網孝志委員が災害時の医療関係情報の活用としてEMISの取り扱いの講義、下林孝好委員が災害時に重要な情報ツールとしてクロノロジー(経時的活動記録)の実習をしました。
 ワークショップでは、郷古親夫委員が大規模災害時の県連本部の任務、県連災害対策本部の対応と災害医療コーディネートの演習を行いました。
 災害対策本部の立ち上げ、初動、活動の継続、支援者の受け入れなどさまざまな場面での対応の検討、自県連の組織図の作成と組織づくりをすすめる上での課題をまとめ、グループで討議しました。
 11月2日の研修会では、南海トラフ地震などの巨大災害の学習と各県の災害対応の交流、課題の共有を行います。

(全日本民医連事務局次長 西澤淳)

(民医連新聞 第1701号 2019年10月7日)