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民医連新聞

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公益法人の現状と課題 たたかいと対応を報告 公益法人交流集会に37人

 8月9日、東京都内で公益法人交流集会を開催しました。全日本民医連に加盟する13の公益法人のうち12法人から専務理事や財務部長など37人が参加。民医連の公益法人の現状と課題、運営上の問題意識について交流しました。
 千葉啓公認会計士が「民医連公益法人の状況と課題など」をテーマに講演。収支相償要件(公益目的事業については赤字にしなくてはならないという考え方)の課題や法人ごとに受けた公益認定の内容に違いがあること、行政による指導内容に都道府県ごとの大きな差があったことなどを、事例を交えて紹介し、民医連の公益法人の現状や矛盾点を報告しました。
 指定報告やグループディスカッションでも、行政による立ち入り検査での指摘事項やそれに対する法人内での議論や整備など、たたかいと対応の両側面について報告がありました。参加者からは、「公益法人制度の課題や矛盾の解決のために内閣府との交渉も必要」「今後公益法人同士の情報交換会や連絡会のようなものが必要」などの感想が出されました。

(全日本民医連経営部 府中崇泰)

(民医連新聞 第1699号 2019年9月2日)