7月の全日本民医連理事会 概要
参議院選挙の投票日を2日後に控えての理事会でした。各県連、法人・事業所などの参院選に向けたアピールやとりくみなどを交流し、安倍9条改憲を絶対阻止する総会方針実践の大きな山場であり、社会保障闘争の前進を切り開く画期としようと意思統一を行いました。
第3回評議員会方針案を討議しました。次期総会は綱領改定から10年にあたり、綱領学習とともにこの10年を振り返り、2020年代の中心課題を明確にする総会になります。第3回評議員会では参議院選挙の結果も含めた情勢認識を共有し、第2回評議員会から半年間の全国の実践を踏まえて、総会に向かう方針を確立します。また、第44期役員選考委員会の設置と選考委員を確認。8月理事会で次期役員選考方針が提案されます。
民医連の綱領と歴史を学ぶ大運動は、3月からの累計で学習会5162回、参加のべ数4万3323人の到達(6月末)です。
2019年度共同組織委員長会議、第16回被ばく問題交流集会の問題提起案について議論しました。この後の全国会議として、第43期拡大県連医活委員長・介護委員長会議、第4回医科法人理事長・院長経営セミナー、第11回法人監査・監事交流集会、第2回人権としての社保運動交流集会、第2回看護代表者会議などを予定しています。
日本医療機能評価機構より、医療の質向上のための体制整備事業運営委員会への委員推薦依頼(委嘱期間2021年3月31日まで)があり、松原為人理事の推薦を確認しました。
特養あずみの里裁判は、8月30日午後4時から東京弁護団が東京高等裁判所に控訴趣意書を提出し、提出前に宣伝行動、提出後に報告集会を開催。関東近県を中心に、積極的な参加を呼びかけます。また、新署名「特別養護老人ホームあずみの里裁判控訴審で無罪を求める要請書」(8月末までに45万筆目標)、カンパなどのとりくみの強化が呼びかけられました。
韓国で「民衆とともに歩んだ山本宣治」がハングル版で出版され、KBS(韓国放送公社)のTV番組で紹介されたことなどが報告されました。
(民医連新聞 第1698号 2019年8月19日)