被害と加害の歴史学ぶ 平和学校が開校
6月28~30日、第7期平和学校第1クールが開校し、19県連から23人が参加しました。
1日目は、全日本民医連事務局長の岸本啓介さんが「民医連と平和活動」について、反核平和委員長の名嘉共道さんが「辺野古新基地建設の現状と日米安保条約」について講演しました。その後のグループワークで、講演の感想や疑問などを素直に出し合い内容を深めました。
2日目は班ごとに、(1)東京大空襲・戦災資料センター、(2)明治大学平和教育登戸研究所資料館、(3)都立第五福竜丸展示館、(4)横田基地、でフィールドワークを行いました。グループワークでは、各フィールドワークで学んだことを持ち帰り「私にとっての戦争と平和」について話し合い、パワーポイントにまとめ発表をしました。
3日目は、歴史教育者協議会副委員長の関原正裕さんが「近代日本の朝鮮植民地支配」について講演しました。
日本の戦争加害の面での歴史を学び、第2クールの韓国研修に向けて学習し、韓国でどのようのことを学びたいかをグループごとに話し合いました。
3日間通して、日本の被害者・加害者としての戦争の歴史や、平和とは何かを学び、深め合うことができました。
(全日本民医連共同運動部 田中翔太郎)
(民医連新聞 第1696号 2019年7月15日)