核兵器禁止条約の発効を 国民平和大行進はじまる
5月6日、2019年国民平和大行進が東京・夢の島を出発。通し行進者6人を先頭に出発し、750人が日比谷まで約10kmを3時間半かけて歩きました。行進は「ピースコール」の合図でのコールはもちろん、平和行進の趣旨の説明や通し行進者がそれぞれの行進に寄せる思いを語るなど工夫を凝らしていました。
12時から開催された出発集会では、第五福竜丸平和協会、日本山妙法寺、沖縄県民投票の会から連帯のあいさつやアピールがありました。日本被団協の家島昌志さんは、核兵器禁止条約の一日も早い発効と、日本政府の批准を求めました。続いて、青年リレートークでは、高校生平和ゼミナールから、渋谷など若者のまちでの被爆者国際署名の活動を報告し、拍手に包まれました。
高層マンションの上や、銀座の沿道から手を振ってくれる人も。行進は、全国をまわり、8月の広島・長崎に到着します。ぜひみなさんもいっしょに歩きましょう。
(全日本民医連共同運動部 宮澤洋子)
(民医連新聞 第1692号 2019年5月20日)