原爆、ビキニ、原発学ぶ 被ばく医療セミナーを開催
2月9~10日、東京都内で第8回被ばく医療セミナーを開催し、18県連から50人が参加しました。原爆、ビキニ、原発の3つを柱に、記念講演と5つの講座で学びを深めました。
最初に原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長、吉原毅さんが「自然エネルギーで未来に希望 原発ゼロ基本法案の制定を」をテーマに記念講演を行いました(3面に掲載)。
また、福島・生協わたり病院医師の齋藤紀(おさむ)さんから「福島県民健康調査の結果をどうみるか」、静岡・生協きたはま診療所医師の聞間元(ききまはじめ)さんから「ビキニ労災請求、国賠訴訟の経過と被災船員の救済」、広島・福島生協病院SWの松井泰子さんから「高齢化する被爆者~医療と介護の現状~」、みんなで作る二本松・市政の会共同代表の佐藤俊一さんから「環境省の除染土の再利用・埋め立て処分方針を問う」など報告がありました。
これまでの運動の経過と到達点、課題を確認し合いました。(全日本民医連共同運動部 野口貴弘)
(民医連新聞 第1687号 2019年3月4日)