当事者意識持てる医師養成 医師委員長・医局長合同会議開く
2月9~10日、東京都内で医師委員長・医局長合同会議を開催し、153人が参加しました。
藤末衛会長は、「医師の多様性を尊重し、本気の多職種協働を院内外に広め、民医連として働き方改革をすすめよう」とあいさつしました。全日本民医連医師部の山本一視部長は「未来に向かって民医連の医師と医師集団は何を大切にするのか(案)」を報告。また「民医連の発展を自分の生きがいとする当事者意識が持てる医師を育てるには」との問題提起を行いました。医師部の山田秀樹副部長は「医師養成新時代に常勤医師確保対策を前進させるための全国会議は何を提起したのか」と、医師の働き方改革をめぐる動きを踏まえて報告。その後、問題提起と報告からグループ討論を行いました。
2日目はパネルディスカッションを行い、10、15年後にどんな民医連をつくるのか討論しました。最後に山本さんは、「集団化と多様性の両立には課題もあるが、若い医師も安心して働き続けられる医局運営を議論し実践しよう」と呼びかけました。
(民医連新聞 第1687号 2019年3月4日)
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