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民医連新聞

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新基地建設の中止を 第44次辺野古支援連帯行動

 一一月二〇~二二日、第四四次辺野古支援連帯行動が開催され、二〇県連から四五人が参加しました。
 一日目は嘉数高台公園展望台より普天間基地、道の駅かでな屋上展望場より嘉手納基地を視察。普天間基地ではオスプレイが基地上空を飛行して着陸する場面を目撃し、オスプレイの危険な仕様や過去の墜落事故などの説明がありました。車中より沖縄国際大学の米軍ヘリ墜落現場を視察。米軍による事件・事故が後を絶たないのは、日米地位協定が背景にあることなどを学びました。そして、稲嶺進元名護市長が沖縄県知事選挙の振り返りや、辺野古新基地建設を巡る情勢について講演しました。
 二日目は汀(てい)間(ま)漁港より小型の船に乗り、辺野古の海上を視察しました。すでに護岸の周りにはフロートが設置されており、護岸全体の進ちょく状況は確認できませんでしたが、辺野古崎北側にある「K9」護岸を目視で確認し、作業船に向かって辺野古新基地建設の中止を呼びかけました。
 三日目は糸数アブチラガマ、沖縄県平和祈念資料館、魂(こん)魄(ぱく)の塔へ行って当時の資料や戦跡を巡り、沖縄戦の全容や戦時中の医療体制を中心に学びました。
 (全日本民医連共同運動部 野口貴弘)

(民医連新聞 第1682号 2018年12月17日)