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民医連新聞

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「まちづくりと歯科」議論 拡大歯科所長・事務長会議

 一一月二三~二四日、拡大歯科所長・事務長会議が大阪で開催され、二九県連、一〇一事業所から二五一人が参加。「多職種協働」「まちづくり」をテーマに学習、交流を目的に開催。
 全日本民医連の加賀美理帆理事が「リハビリテーションとICF」をテーマに講演し、リハビリテーションから、ICF(国際生活機能分類)の考え方について学びました。
 障害を機能・形態障害、能力障害、社会的不利などに分類することで影響への因果関係が明らかになり、歯科に「リハのチームの一員としてかかわってほしい」と語りました。
 また藤末衛会長は、歯科の役割として、在宅、施設、外来、入院すべての療養の場面で携わること、歯科でのヘルスプロモーションの推進など、「医療・介護活動の2つの柱」の実践を期待したいと講演しました。
 「まちづくりにおける歯科の役割を考える」がテーマのワークショップで、患者が地域で住み続けられるための歯科のかかわり、公開カンファでは多職種協働の大切さを確認しました。
(全日本民医連歯科部 向山憲)

(民医連新聞 第1682号 2018年12月17日)