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民医連新聞

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青年と育ち合う職場を 青年援助担当者交流集会

 全日本民医連は一一月一九~二〇日、名古屋市内で青年援助担当者交流集会を開催。入職四~四〇年目までの医師や看護師、事務、SW、理学療法士、放射線技師など、三五県連から、多職種一三三人が集いました。
 参加者の多くは県連や法人で青年委員や教育委員、JB委員などを担う職員。一八のグループに分かれ、二日間にわたり、実践交流や討議を行いました。
 開会あいさつに続き、全日本民医連教育委員長の宮腰幸子さんが、一〇年ぶりとなる集会への呼びかけを行いました。
 一日目は「青年の自主性と自発性を育むとりくみ」「日常の医療・介護職場の中での青年の成長」「民医連の歴史の継承と運動の中での青年育成」の三テーマで各三本、計九本の実践報告と、テーマごとのグループ討議を行いました。
 二日目は、大阪教育大学教授の白井利明さんが「職場で青年と共に育ち合うには」と題し、学習講演。白井さんは、メンター(援助者)の役割や、競争社会における青年、多様化する青年への対応、青年と援助者それぞれの悩みについて語り、「青年を変えさせるのではなく、自分(援助者、上司)が変わることで、青年は承認されたと感じ、有能感と自信を得て変わることができる」と話しました。
 講演を受けてのグループ討議、質疑、再講義に続き、二日間の討議と事前レポートなどを踏まえたまとめをグループで作成。五つのグループが充実した二日間のまとめを報告しました。

(民医連新聞 第1681号 2018年12月3日)