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民医連新聞

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連携と協同の深化を 精神医療福祉交流集会

 一一月三~四日、東京都内で第二三回精神医療・福祉交流集会が開催され、全国から一一〇人が参加。今回は第四三期総会方針の「基盤となるこころの診療推進方針案」を広め前進させる契機とするため、「連携と協同の在り方を深化させる~こころの診療推進~」をテーマに、精神科、小児科、産婦人科の三医療委員会と歯科部の合同企画として開催しました。
 一日目は、まずミニレクチャーとして、(1)こころの診療推進方針案、(2)ベルギー精神医療改革視察報告、(3)『歯科酷書第3弾』、(4)旧優生保護法・強制手術を考察する講演がありました。合同事例検討会では、三医療委員会・歯科部で事例を出し合い、会場全体で意見交換を行いました。
 二日目はポスターセッションを行いました。「連携・協同」を中心に日ごろの医療活動・実践を参加者で共有し、現場での活用に向けた積極的な意見交換を行いました。
 国民の心身の健康を守るためには民医連の精神医療の充実、また科を越えた連携が求められ、それが今後の民医連医療の発展と国民の健康権の実現にも通じていること、こころとからだ双方へのとりくみが前進できるよう連携・協同の継続を確認しました。
※「基盤となるこころの診療推進方針案」の全文は全日本民医連ホームページから見ることができます。
 (全日本民医連医師部 久志鈴里)

(民医連新聞 第1680号 2018年11月19日)