人権としての健康 日本HPHカンファレンス開催
第三回日本HPHカンファレンスが一〇月一三~一四日に東京都内で開催され、三五四人が参加しました。テーマは「人権としての健康とヘルスプロモーション~アルマ・アタ宣言四〇周年にあたって~」。
カナダ・トロント大学准教授、家庭医のアンドリュー・ピントさんの講演「カナダにおける健康の社会的決定要因の改善のための実践~臨床からアドボカシーまで~」と、東京家政学院大学人間栄養学部教授の松田正己さんの講演「人権としての健康~アルマ・アタ宣言の今日的意義を考える~」がありました。シンポジウムでは日本のヘルスサービスでSDHのとりくみ、患者の経済状況を把握するための簡易質問項目の開発・経済的困窮評価支援ツール(試行版)を紹介。ポスターセッションは六八演題で、三演題ずつ優秀演題が選ばれました。ワークショップは「SDH‥経済的困窮評価支援ツール(試行版)の紹介」などを行いました。
(全日本民医連医療介護福祉部 松橋有沙)
(民医連新聞 第1679号 2018年11月5日)