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民医連新聞

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対策と予防知識学ぶ 認知症ハンドブックセミナー

 九月一五日、認知症ハンドブックセミナーが東京・平和と労働センターで行われ、一七一人が参加。三月に発行されたハンドブックの内容を深め、法人・事業所において認知症のとりくみを強化・前進を図る目的で開催されました。
 メイン講演は鳥取大学医学部浦上克哉教授からの「これからの日本の認知症対策~予防の最新知識とは?」と題した講演です。認知症とはどのような病気なのか、ビデオや表を使いわかりやすく紹介。認知症は予防ができると提起し、鳥取県琴浦町における認知症予防のとりくみを紹介しました。
 その上で「認知症予備群の患者を早期発見し、予防することで、安心して暮らせる地域づくりにつながる」と話しました。
 また、実践報告として、「認知症の医療・ケア、まちづくり―とりくみの強化に向けて」と題し、岡山ひだまりの里病院の藤田文博院長、東京・三多摩友の会の千田冨子さん、東京・健友会の山田智名誉理事長の三人が報告しました。
 最後に岡山民医連から二〇一九年九月二七~二八日に岡山で開催される「第九回認知症懇談会」へ全国からの参加を呼びかけました。

(民医連新聞 第1677号 2018年10月1日)