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民医連新聞

民医連新聞

北海道で震度7 医療・介護守り奮闘

 九月六日未明に発生した「北海道胆振東部地震」は、北海道史上初めて震度七を記録し、甚大な被害となりました。道内の死者は厚真町の三六人を含む計四一人、負傷者六七五人、四九カ所の避難所に約二〇〇〇人が避難しています。住宅被害はわかっているだけで全壊三二棟、半壊と一部損壊二八棟です(九月一一日現在)。
 北海道民医連の職員は、地震による大規模停電など困難な中で、病院や診療所、介護事業所で医療と介護の現場を守っています。救急や在宅酸素療法の患者を受け入れ、気になる患者・利用者訪問、避難所回りなど地域訪問も開始。共同組織の仲間が病院で炊き出しを行い、職員をささえました。
 九月一〇日現在、ライフラインはすべての法人、事業所で復旧し、診療は通常モードに移行しました。
 北海道民医連は当面の方針として、全道の活動を共有し全国へ発信し、厚真町など被災地の患者、友の会の会員の訪問活動、被災した職員や復旧にあたった職員へのケアにとりくみます。病院などへの人的支援や地域訪問は、当面、北海道民医連内の支援で行う予定です。

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 全日本民医連として北海道胆振東部地震を受けて義援金を全国に呼びかけます。被災自治体を通じて被災者に届けます。


「2018 北海道胆振東部地震」義援金

●北央信用組合 北支店 (普通)2042928
道民医連災害救済基金 代表 太田 美季
●郵便振替 02760-0-46351 道民医連
(締切:2018年10月31日)

(民医連新聞 第1676号 2018年9月17日)