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民医連新聞

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被災地の窓 避難所、組合員訪問で待たれる歯科医療 岡山・真備地域

 西日本豪雨で浸水した真備歯科診療所は避難所訪問から、患者訪問、そして組合員訪問にとりくんでいます。
 7月30日は避難所を訪問し19人と対話、11の処置を実施。義歯調整をした人は「避難所に歯科が来るとは思わなかったので、助かった」と。義歯の不調で、話しにくい、食べにくいなどの不安を抱えた人もたくさんいました。
 8月3日の午前中も3つの小学校の避難所を訪問し、25人と対話。義歯の新調や調整など8人の治療を行いました。仮住まいが決まる人もいる一方で、まだ仮設住宅にいつ住めるのかかわからないなど、避難所から出る目処がたたない人も多数います。午後の組合員訪問では、44軒を訪問し、15軒の組合員と対話。保険証が再発行されてないことを心配する人、自宅の片付けなど不安を抱えながらの生活や過酷な復旧作業の様子がうかがえました。
 浸水した機器類の撤去、解体作業が始まります。また、8月6日からは、全日本民医連より、毎週月曜日、歯科医師1人、歯科衛生士1人の歯科医療支援が始まりました。
(倉敷医療生協豪雨災害支援ニュースなどより)

(民医連新聞 第1674号 2018年8月20日)