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民医連新聞

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韓国代表と平和を交流 広島で青年歯科医師会議

 八月四~五日、第二○回青年歯科医師会議を開催しました。韓国の歯科医師、歯学生との交流と被爆地広島で平和について考える機会とするため、広島で開催し、青年歯科医師二二人、韓国代表団二三人(うち歯科医師六人、歯学生七人)が参加しました。
 一日目は原水禁世界大会開会総会に参加し、夜は韓国代表団との交流会を行いました。歯科医療情勢の交流や、プレゼント交換などで盛り上がりました。二日目は被爆者の小方澄子さんから体験を聞き、福島生協病院の藤原秀文院長が被爆医療について講演し、小方さんの悲惨な体験に涙する参加者もいました。
 その後のグループワークのテーマは「被爆地を訪れ、この史実を風化させず、平和、いのち、健康を守るためにできること」。韓国と日本での平和に対する思いを交流する、貴重な機会となりました。グループワークでのまとめで「戦争を風化させないように関心を持つ」「戦争の記憶を子どもたちに語り継いでいく」などの報告がされました。
(全日本民医連歯科部・向山憲)

(民医連新聞 第1674号 2018年8月20日)