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民医連新聞

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データ分析表現力養う QI推進士セミナー

 七月二八~二九日、都内で第二回QI推進士セミナーを開催し二九県連から五三事業所、八一人が参加。午前中のQI推進事業二○一七年報告会では、全病院指標、DPC指標それぞれの年間報告、外部評価委員(①山口大学医学部附属病院医療情報部の猪飼宏さん、②日本医療機能評価機構の橋本迪生さん)の講評、実践事例報告(岐阜・みどり病院、東京・立川相互病院)を行いました。
 午後は、第二回QI推進士セミナーを開催。四つの講義で、手順から得られる指標の意味づけ、指標の取り出し方や判断・保存方法、指標を適切に評価し、結果を伝えるための方法を学びました。小林美亜さん(千葉大学医学部附属病院特命病院教授)が、伝える力を身につけ聴き手からの共感を引き出し、心を動かすフィードバックの方法について講義。合間に演習を行い、グループで測定結果の事例を分析・評価し、指標を設計し、プレゼンテーションを作成し発表しました。
 参加者からは、「スキルを身につけ、時間をかけずに資料を作成できるようになれば業務改善にもつながる」「二日間の実践を通してデータを見る力、分析して表現する力が参加前よりついたと感じる」などの感想がありました。
(全日本民医連医療介護福祉部・田中はるみ)

(民医連新聞 第1674号 2018年8月20日)