知らなかった戦争学ぶ 新卒薬剤師初年度研修
五月二六~二七日、新卒薬剤師初年度研修会が都内で開催され、新卒薬剤師一二二人が参加しました。
高田満雄理事が七三一部隊から今日の薬害につながる日本の医学界の戦争責任の歴史と薬剤師に求められる使命について、金田早苗理事は震災支援の中での薬剤師の活動について講演。先輩薬剤師からのメッセージで民医連薬剤師像を学び語り合いました。
二日目は詩人のアーサー・ビナードさんの学習講演。日本語に魅せられ来日。「戦争を早く終わらせるために原爆投下はやむを得なかった」と繰り返し教えられていたアメリカ人の目線から現実と矛盾に出会い、第二次世界大戦の史実が見えてきたことを多角的に語りかけました。
(全日本民医連職員育成部 野口昭彦)
(民医連新聞 第1670号 2018年6月18日)