署名の成功で安倍改憲断念を
全日本民医連は四月一一日、平和と労働センター二階で第二回憲法九条を守る憲法闘争全県連代表者会議を開催し、四二県連から一一三人が参加しました。
はじめに、一橋大学の渡辺治名誉教授が、「自民党改憲案と私たちの課題」と題して講演。「九条こそ自衛隊に対する最強の歯止め。市民と野党の共闘をひと回り広く強くしていき、かつてない共同で三〇〇〇万人署名にとりくみ、改憲を断念させよう」と呼びかけました。
北海道・十勝勤医協では院長を先頭につながりのある医療機関全てに署名の訴えを郵送し思いがけない大きな反響が寄せられた。松江生協病院では、「お願い袋」をつくって署名を広げる人を増やしているなど、各県から多彩なとりくみが報告されました。
行動提起として、「森友疑惑・公文書改ざん徹底究明! 署名のとりくみを大きく飛躍させよう!」を発信しました。署名数は全日本民医連総会を機に大きく伸び、三月末で約五四万筆の到達。私たちのはたらきかけ次第で大きな飛躍を生む状況となっていることなどが報告されました。(全日本民医連社保政策運動部 野口貴弘)
(民医連新聞 第1667号 2018年5月7日)