「安倍はやめろ」5万人 4・14国会包囲
四月一四日、森友・加計疑惑や防衛省の日報問題の徹底追及と、安倍政権の退陣を求める国会前抗議行動が行われ、のべ五万人(主催者発表)が参加しました。主催は、「総がかり行動実行委員会」「未来のための公共」「Stand For Truth」の三団体。主催者あいさつに続き、立憲民主党、日本共産党、社民党の各野党代表や著名人、市民団体からも、憲法を破壊し政治を私物化する安倍政権への怒りの発言が相次ぎました。
開始一時間半後には、参加者を歩道に押しとどめていた鉄柵が決壊。これは二〇一五年夏の戦争法反対の抗議行動以来のことで、国会前の車道は、色とりどりのプラカードを掲げ「安倍はやめろ」「総辞職、総辞職」と声をあげる参加者で埋め尽くされました(写真)。
民医連の仲間も全国から参加。土曜勤務を早めに切り上げ駆けつけたのは宮城・つばさ薬局多賀城店の丹藤広子さん(事務)。「俺の分も声を上げてきて」と事務長が送り出してくれました。「とにかく来なきゃと思って。反原発集会や戦争法の時の熱いものを思い出しました」。民医連職員は医療班でも活躍しました。
(民医連新聞 第1667号 2018年5月7日)