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民医連新聞

民医連新聞

安倍改憲NO! 3000万署名 つながりいかし さらに広げる

署名を
地域の病院の
看護部長にも依頼

東京・健和会看護部

 東京・健和会看護部では、地域の病院訪問や足立区の看護&介護就職フェアのとりくみなどを通じたつながりを生かして、足立区内の看護管理者の皆さんに三〇〇〇万人署名のお願いをしています。すでに民医連以外の病院二カ所から返信されてきました。

 水野記念病院からは一一一筆も届き、葛西英子看護部長と嬉しい悲鳴を上げました。署名を持参した看護部長には「あまり集まらなくてごめんなさい!」といわれましたが、私たちの看護部でもすぐにはこんなに集められないのでびっくり! 「どんなふうに集められたのですか?」と聞くと、「もしも戦争が始まったら嫌でしょ! 愛する人を戦争で失うのよ! 私たちも従軍看護師で戦地に駆り出されるのよ! 戦争反対の人はみんな書いて!」と部長室に来たナースに訴えたり、病棟でお願いしたりしてくれたそうです。本当に頭の下がる思いでした。
 もうひとつの病院からも四九筆寄せられました。
 今まで築いてきた信頼関係の中での依頼は強いなと感じています。今後もさまざまなつながりを生かして署名を集めていきたいと思っています。(星野陽子、看護師)

辺野古支援に行った
職員が担い手に

北海道 もみじ台歯科

 北海道・もみじ台歯科診療所では、目標四〇〇筆に対し、現在六〇〇筆を超える勢いで「安倍改憲NO! 三〇〇〇万人署名」を集めています。そのとりくみを山田大助事務長に聞きました。

 とりくみの中心を担っているのが入職二年目の十倉奈美さん(歯科衛生士)と四年目の平岡拓也さん(事務)です。二人は沖縄・辺野古支援連帯行動に参加しました。十倉さんは「沖縄戦の跡を目の当たりにして戦争を繰り返してはならないと強く思いとりくみました」と。診療所では診療の合間に歯科衛生士も署名を呼びかけてきましたが、患者さんが自宅に持ち帰り家族にも呼びかけています。
 また坂本義哉所長を先頭に、もみじ台団地一三棟四〇〇軒に署名用紙を全戸配布。診療所まで持ってきてくれる人も現れました。「署名推進の力は学習と坂本所長の署名普及の呼びかけ」と山田事務長。また「九条改憲反対の職場宣言」を待合室に模造紙で作成し、平和を望む声を集めています。戦争を体験した高齢者の、「もう二度と戦争はいやだ」の声にこたえながら、署名にとりくんでいきます。

(民医連新聞 第1666号 2018年4月16日)