第8回福島被災地 視察・支援連帯行動
七月二一日、全日本民医連は第八回福島被災地視察・支援連帯行動を行い、八県連から一二人が参加しました。福島第一原発事故から六年四カ月が経過し、帰還困難区域を除く全ての地域が避難指示解除された中での実施です。
新年度を境に、一部の避難指示が解除された浪江町や富岡町などをまわり、住民が戻って来られる状況なのかということを念頭に置きながら視察しました。
今回は初めて強制避難地域外も訪問し、福島市渡利地区のさくら保育園で元園長の斎藤美智子さんに事故当時の苦悩や、放射能から子どもたちを守るために行ってきた実践を聞き、学びました。
マスメディアではあまり報道されていない福島の現状を知り、被災地の現場に足を運んで感じることの大切さを実感しました。
(民医連新聞 第1650号 2017年8月21日)
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