憲法集会に5万人 「戦争法廃止署名」1200万筆に到達
憲法記念日の五月三日、「明日を決めるのは私たち 平和といのちと人権を!5・3憲法集会」(主催・実行委員会)が東京都内で行われ、五万人が参加しました。「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」の高田健さんが開会あいさつ。「夏の参院選で野党が統一し、改憲を企てる安倍内閣を退陣させよう」と訴えました。
白鳥亜美さん(第一七代高校生平和大使)、山口二郎さん(立憲デモクラシーの会共同代表)、菅原文子さん(辺野古基金共同代表)、むのたけじさん(ジャーナリスト)、浅倉むつ子さん(市民連合、早大教授)がゲストとして登壇。「市民の力で野党の結集を実現し、夏の参議院選挙で自公を少数に追い込もう」(山口さん)、「研究者は若い学生に民主主義と人間の尊厳について伝えることができる。それが希望。最後までがんばりましょう」(浅倉さん)などと発言しました。
民進党の岡田克也代表、日本共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎代表が戦争法廃止と野党共闘への決意を表明。四人そろってアピールしました。
《署名活動は6月末まで》
福山真劫さん(戦争をさせない一〇〇〇人委員会)が行動提起。戦争法廃止二〇〇〇万人統一署名は一二〇〇万筆を突破したと報告し、六月末まで署名を集めることを呼びかけました。
民医連は100万筆突破
全日本民医連の集めた署名は四月末までで一〇四万二一五筆に到達。三〇〇万筆とした目標の三四・七%ですが、一〇〇万を突破しました。
引き続き目標達成に向けての奮闘を呼びかけています。
(民医連新聞 第1620号 2016年5月23日)