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民医連新聞

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ドクター、走る! 「守ろう平和 医療」東京でアピール

 「守ろう平和 守ろう医療」を掲げて一一月三日、東京都内でドクターズラン&ウオークが行われ、全国から医師、歯科医師ら約八〇人が集まりました。ドクターズ・デモンストレーション実行委員会が主催し、新宿や渋谷の繁華街を走ってアピールしました。
 新宿駅東口では植山直人さん(全国医師ユニオン)が主催者あいさつ。「安保関連法の成立で軍事費が増えれば、良質な医療は守れない」(福岡・歯科医師)、「TPPが通れば、今までと同じ医療を行っても患者負担は増える仕組み。許されない」(大阪・開業医)、「窓口負担が一割から三割まで上がり、『給料日まで支払いは待って』という患者もいる」(千葉・歯科医師)などリレートークが続きました。
 東京・大田病院の山本博医師は「憲法に保障された生存権、受療権を守ろうと奮闘しているが、医師不足や診療報酬引き下げ、消費税増税で現場は限界。一方で戦争法の強行。大砲かバターかは昔の話ではない」と訴えました。
 沿道からは、「お医者さんだって」「がんばって!」と声援もかかりました。

(民医連新聞 第1608号 2015年11月16日)