第一回被ばく相談員セミナー
九月五日、民医連は第一回被ばく相談員セミナーを東京で開催。三二県連から六五人が参加し、広島・長崎の原爆被害者だけでなく、福島原発事故の被害者にどう寄り添うのかを学びました。
セミナーは、開催に合わせて発行した『《新版》原発問題学習パンフレット2015』に基づき進行。「放射線が人体に及ぼす影響」「原発事故の被害者の困難と苦悩」「原発事故労働者の健康管理と労災補償」「被ばく相談活動」の四テーマで、被ばくの正しい知識や被害者の現状、相談活動の実践について深めました。また、山形と京都から、相談活動の実践報告が。
参加者からは「普段の相談活動と同じように、寄り添う気持ちが大切と分かった」「事故が風化しないよう、学習や相談活動を具体化したい」と感想がありました。
最後に、竹内啓哉原発事故被ばく対策本部長が「パンフレットで学習をすすめて各県連で活動にとりくんでほしい。徹底的に寄り添う活動をすすめましょう」と呼びかけました。
■パンフの注文は、全日本民医連国民運動部まで(税込一部五〇円)。
(民医連新聞 第1604号 2015年9月21日)
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