被災地の窓 【福島県発】 第5回反核・平和ピーチャリを実施
7月19日、いわき市で反核平和自転車オリエンテーリング・ピーチャリを行い、76人が参加しました。道の駅よつくら港から小名浜生協病院をゴールに約28kmを反核平和を訴え走りました。
今回のスローガンは「Re:ふくしま」。“Re:”はメール返信時に件名の頭につくものですが、ここに想いを込めました。福島への様々な想いや声にどう応えるか、また全国からの支援にどうお返しをするか。事故から4年経ち、福島で生きると決めた私たちにできることは? 何が原発ゼロの未来につながるのか議論しました。
4年前の第1回ピーチャリのルートを通過すると、当時は津波の爪痕が色濃く残っていた場所も整地されていました。少しずつ前にすすんでいるのか、という思いと、4年経ってもここまでしかすすまない、との思いが交錯しました。なお参加者は自発的に「戦争法NO!」と書いたステッカーを体や自転車に貼って走りました。
30度超の真夏日になりましたが無事完走。ゴール後はバーベキュー。「来年も」と誓い合いました。(県連事務局・穂積順子)
(民医連新聞 第1602号 2015年8月17日)