被災地の窓 全日本民医連第2回福島被災地視察・支援連帯行動を実施
6月26~28日、全日本民医連は第2回福島被災地視察・支援連帯行動を行い、6県連の参加者と事務局含め、15人が参加しました。いわき市~広野町~楢葉町~富岡町をゆくコースです。福島では、約11万人超が県内外で避難を強いられています。
まず楢葉町にある仮設住宅を訪問し、東日本大震災と原発事故発生から今日までの経過やいまだに故郷へ戻れず、家族も離散して苦しんでいる被災者の率直な気持ちを聞きました。つづいて現地で被災住民に寄り添い支援している、浜通り医療生協の伊東逹也理事長から「原発事故から4年、福島はいま」と題する講演を受けました。
2日目は放射線量が高い富岡町や居住制限区域の楢葉町、広野町や津波被害を受けた海岸線などを見学。
その後、原発労働者の相談にのっているいわき市の渡辺博之市議会議員から、原発作業員の実態と改善運動について聞きました。
最終日はグループワークを行い、2日間で得たことや考えたことを出し合い、パワーポイントに報告をまとめました。
※東日本大震災と原発事故被災者のいまを伝えます。被災地からの投稿も歓迎です。
メール:min-shinbun@min-iren.gr.jp
(民医連新聞 第1601号 2015年8月3日)
- 記事関連ワード
- 生協