戦争法反対 医療福祉関係者がつどい
七月九日「安保法制に反対する医療福祉関係者のつどい」が行われ、二〇〇人が参加しました。保団連、医労連、九条の会・医療者の会と全日本民医連の共催。戦争法の問題で医療関係団体が集まるのは初めて。
法案が成立すれば、医療者が戦争に動員されること、軍事費が増大し社会保障のさらなる貧困を招くこと、経済的徴兵制の問題などを日赤労組や医療制度研究会の本田宏医師、憲法カフェを行う太田啓子弁護士が語りました。
また、人道支援NGOの佐藤真紀さんと「憲法9条にノーベル平和賞を」を発案した鷹巣直美さんが紛争は爆撃で解決せず、テロや悲劇を増やすと指摘、戦争しない日本でいることが国際貢献だと語りました。
この日の同時間帯に集会を開いていた日本弁護士会も連帯あいさつ。日野原重明医師がメッセージを寄せたほか、医師議員として小池晃参院議員(共産)が白衣で参加しました。
沖縄・高江 座り込み8周年
六月二八日、沖縄県東村高江でヘリパットに反対する座り込み八周年の報告会がありました。県内外から六〇〇人が参加しました。 各団体からの発言だけでなく、一人芝居で高江の座り込みを見せた人、歌や踊りも出て楽しいものになりました。沖縄県統一連の瀬長和男さんは「辺野古、高江と気を抜くことがあれば(新基地で)世界の戦争に加担することになる。人権をないがしろにしている戦争法案阻止と共に引き続きたたかおう」と呼びかけ。
最後は、全員で団結ガンバローを三唱。これからも辺野古も高江も共にがんばる決意をし、オール沖縄、オールジャパンでとりくむことを再確認しました。(中岡真輝、全日本民医連事務局)
(民医連新聞 第1600号 2015年7月20日)