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民医連新聞

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“介護現場崩壊させるな” 財務省、厚労省に要請〈民医連〉

 政府は、二〇一五年度介護報酬改定で二・二七%の大幅引き下げを決定。決定に先立つ一月八日、全日本民医連は財務省と厚生労働省に、報酬引き上げや利用者の負担増をさける手だて等を要請。小池晃参院議員(共産)が同席しました。
 山田智副会長(介護福祉部長)が民医連の介護事業所の収益を示し「報酬引き下げでは立ちゆかない」と指摘。「訪看ステーションが報酬引き下げを見越して閉鎖した。地域が崩壊する」(千葉)、「特養の“内部留保”を引き下げの根拠にしているが、多くは赤字で人材確保も困難」(東京)など、現場も訴えました。
 両省は「処遇改善は必要」と回答するにとどまりました。

(民医連新聞 第1589号 2015年2月2日)