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民医連新聞

民医連新聞

ピースチャレンジャー登場 for NPT

 2015年4~5月に開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議に向け、「核兵器全面禁止のアピール」署名を300万筆集めようと全日本民医連は呼びかけました。50筆の署名を集めた「ピースチャレンジジャー」の思いを聞きます。今回は福井の落谷義行さんです。

福井医療福祉事業協同組合・事務
落谷義行さん 

よびかける人をこれまで以上に広げて

 2015年NPT再検討会議にむけて、福井民医連平和委員会は昨年7~9月、「核兵器全面禁止のアピール署名推進月間」にとりくみました。推進月間をよびかけた手前、ピースチャレンジャーにも登録できるよう署名を広げようと思いましたが、すでに出入り業者をはじめ大方のつながりのあるところは署名をもらっており、頼めるところがありません。ようやく日ごろ署名を頼まないようなおつきあいの少ない業者さんと知人によびかけ、集めた署名99筆でピースチャレンジャーに登録しました。

核廃絶も憲法も、いまが「山場」

 福井民医連の原水禁運動の特徴は、国民平和大行進の県内コースにすべての職員が少しでも参加しようと呼びかけ、毎年7~8割の職員が参加できていることです。しかし、現場の体制はきびしく、丸1日参加できる職員は年々少なくなっています。宣伝カーも県連が20年以上出していますが、運転も職員がやっとの思いで半日ずつのリレーでつないでいる状態です。運転する職員がいない時は地域の人にお願いすることもあります。もちろん、職員はみな自分の休みを使って参加しているわけで、他の団体からは「民医連は人が多くていいのぉ(福井弁)」と言われますが、本当は大変なのです。世界大会にも毎年10数名の代表をカンパと平和まつりの協力金で送り出しています。この財政活動も何とか継続しています。

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 30数年運動に関わってきましたが、ここ数年が核兵器廃絶でも憲法・安保問題でも山場だと感じています。今ががんばりどころだと思うとともに、次世代にこの運動を継承していきたいと思います。

(民医連新聞 第1589号 2015年2月2日)