介護・福祉責任者会議ひらく 民医連らしい地域包括ケアとは―
全日本民医連は一一月五~六日、東京都内で二〇一四年度介護・福祉責任者会議を開きました。約二七〇人が参加し、民医連がめざす「無差別・平等の地域包括ケアの実現」に向けて活発な議論をしました。
全日本民医連の介護福祉部長・山田智医師(全日本民医連副会長)があいさつ。二宮厚美神戸大学名誉教授が「安倍政権による社会保障制度改革への反撃と運 動課題」と題して記念講演。安倍政権のグローバル競争国家化路線のもとで社会保障が削減され、市場に投げ出されようとしていることを解明しました。
問題提起は、高田一朗事務局次長が行いました。つづいてケアマネジャー委員会の加藤久美委員長が「民医連のケアマネジャーの役割について」を、提起しました。
二日目は「無差別・平等の地域包括ケアの実現めざして」と題したシンポジウムを開催。小内浩さん(北海道勤労者医療協会専務理事)、三浦次郎さん(京都 民医連介護福祉部部長)、三宅浄継さん(福岡・親仁会地域連携室課長)、森幸枝さん(東京・健和会まちかどひろば介護保険相談室所長)、小嶋満彦さん(東 京・三多摩健康友の会会長代理)がそれぞれ発言しました。
(民医連新聞 第1585号 2014年12月1日)