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民医連新聞

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―10・23国民集会ひらく― 社会保障解体、 戦争する国 私たちは許さない!

 集会は小雨の中で開会。医療・介護現場の職員や患者など三二〇〇人が会場を埋めました。「日本の医療崩壊にストップを」と始まった集会も今回で九年目。今年は呼びかけ人もつのり、より多くの人たちとたたかおう、ととりくまれました。
 日本医労連の中野千香子委員長が「医療・介護を大改悪し消費税を一〇%にする安倍政権にノーサンキュー。命を守るため奮闘しましょう」と主催者あいさつ。
 呼びかけ人の伊藤真美さん(開業医)、川嶋みどりさん(看護師)、本田宏さん(医師)があいさつ。「『いのちはお金より大事』―あたり前だが言い続けよ う」と伊藤さん。川嶋さんは「安倍政権の社会保障改悪は不当だと抗議しましょう。医療は平和な社会でこそ」。本田さんは「医療現場の現状は、人権無視の政 治があるからだ」。
 現場からのリレートークでは、在宅の看護師、介護福祉士、歯科医師など四人が登壇。困難な患者・利用者のこと、苛酷な労働環境などを語りました。千葉民 医連のソーシャルワーカー、松本若菜さんは、国民に「自己責任」を押しつける社会保障政策に怒り「黙っていては目の前の患者さんは守れないし、『生きてい て良かった』と思える社会は実現しない。苦しいけれど、連帯してすすみましょう」と訴えました。
 国会からは、小池晃・田村智子両参議院議員(共産)が連帯あいさつ。また、日本医師会長と日本歯科医師会長からもメッセージが。
 参加者は会場から見える厚生労働省に向かって「いのちまもれ!」のシュプレヒコール。国会請願デモも行いました。

(民医連新聞 第1583号 2014年11月3日)