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民医連新聞

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被災地の窓 【宮城県発】 福島第1原発事故の「指定廃棄物」最終処分場建設をめぐって

 国は東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物※の最終処分場建設を宮城、茨城、栃木、群馬、千葉で計画しています。
 県知事が他県に先んじて環境省の詳細調査受け入れを表明した宮城では栗原市、大和町、加美町の3市町が候補地に。栗原市には、民医連事業所もあります。 地域で「反対する会」を結成。10月8日から調査が始まりましたが、調査を拒否していた加美町には事前連絡せず実施、住民の怒りを呼んでいます。栗原市で も10月23日に翌日の調査が知らされ、急きょ住民30人が現場に向かい抗議。調査は見合わせに。全市民の問題として反対運動を広げています。

※指定廃棄物…放射性セシウム濃度が1kgあたり8000ベクレル超の廃棄物。放射性物質汚染対処特別措置法に基づき環境相が指定。ごみ焼却灰や下水汚泥、稲わらなどが多く、6月末の総量は12都県で計14万6009トン

※東日本大震災と原発事故被災者のいまを伝えます。投稿も歓迎。
メール:min-shinbun@min-iren.gr.jp

(民医連新聞 第1583号 2014年11月3日)

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