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民医連新聞

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活かそう、民医連のアドバンテージ 新入医師オリテ

二〇一四年度全日本民医連新入医師オリエンテーションが四月八、九日に東京で行われ、初期研修医一二九人が参加(写真)、民医連医師の第一歩をスタートしました。
 全日本民医連の藤末衛会長が「生まれづらく、生きづらい国で、さまざまな病気が起きている。患者全体をみることができる医師になってほしい」とビデオメッセージ。先輩医師三人が経験を交え初期研修のコツをアドバイスしました。
 東京大学大学院准教授で医師の近藤尚己さんが「パブリックヘルス・マインドをもった医師になろう」と題して記念講演。ハーバード大学で公衆衛生学を学ん だ経験から「民医連の地域医療は世界に発信できるエビデンスになる」と強調。「民医連は全職員が主役。六〇年の歴史で育んだアドバンテージをとことん活か そう」と呼びかけました。
 福島出身の国井綾さんは、地元の医療生協わたり病院に入職。「地域の将来を担う子どもたちのため、小児科医になりたい」と決意しました。

(民医連新聞 第1570号 2014年4月21日)