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民医連新聞

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“雪に負けず命守る” 山梨県民医連へ近県から支援も

 二月一四日から関東地方を襲った記録的な大雪により、民医連事業所でも通勤困難や食料不足などの影響を受けました。
 特に観測史上初の一メートルを超す積雪となった山梨県民医連では、休診を余儀なくされる事業所が出るなどの事態に。各事業所では、何時間もかけて徒歩で 出勤、泊まり込みや連続勤務など、医療体制を維持する努力を続け、患者・利用者や友の会員などの安否確認を行うなど奮闘しました。
 甲府共立病院の透析室では、透析予定日に来院できなかった患者が相次ぎ、急きょ、日曜にも透析を行うことに。移動困難な患者は透析室の職員が自宅まで迎 えに向かいました。石和共立病院でも朝五時から職員が患者宅に向かいました。
 在宅事業所では、訪問車にスコップを積み、歩けるところは雪をかき分け、すべての事業所で訪問活動を続けました。

■近県からも支援

 一九日、中央道が開通した直後に、東京や神奈川などの民医連から除雪ボランティアが到着。あわせて、不足していた診療材料も届けられました。二〇日には長野、千葉、栃木、静岡からもボランティアが駆けつけました。
 また、一八日には小池晃・田村智子両参議院議員(共産党)が現場を訪問し状況を聞き取りました。(「県連メールニュース」より)

(民医連新聞 第1567号 2014年3月3日)