沖縄・名護市長選挙 基地移設NO! 稲嶺さん当選
一月一九日投開票の沖縄・名護市長選挙で、普天間基地の辺野古移設反対を訴える稲嶺進氏=無所属、社民、共産、生活、社大、生活推薦=が、移設推進を表 明した末松文信氏=無所属、自民推薦=を破り再選しました(投票率七六・七一%、稲嶺一万九八三九票、末松一万五六八四票)。
沖縄県知事が「移設反対」の選挙公約を破る中での選挙戦は、自民党幹部が次々と名護に入り、石破茂自民党幹事長が五〇〇億円の振興策を持ち出す(選挙後に見直し)など、政権与党の露骨な介入がありました。
選挙結果は名護市民の意思を示すもの。沖縄民医連は五者共闘を結成し、のべ八八〇人を超える全国の民医連の支援と連帯も得て「基地ノー」を掲げて運動しました。
政府は「基地移設と市長選の結果に関係はない」と民意を無視し、あらためて移設推進を表明しました。全日本民医連は「戦争する国づくりをすすめる安倍内 閣を国民的大運動で包囲しよう」と全国に呼びかけ。沖縄の仲間とともに運動を続けています。
(民医連新聞 第1565号 2014年2月3日)
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