「TPPダメ」で大行動 156団体が賛同
一二月八日、「これでいいのか?!TPP12・8大行動」(実行委員会主催)が東京で行われ、一五六団体が賛同、二七〇〇人を超える参加がありました。
主婦連合会の山根香織会長はあいさつで、TPPは企業利益優先で命と暮らしを脅かすと強調。「憤りを結集し、妥結を許さない連帯を広げよう」と訴えまし た。JA全中の馬場利彦参事は「自民党は公約を守れなければ、TPP脱退も考えるべきだ」と発言。
メッセージも多数。日本医師会長は医療の市場化を批判。マレーシアのマハティール元首相は「今までの貿易でも経済は発展してきた。企業が国を訴えることができるTPPは必要ない」と寄せました。
共産党の紙智子参議院議員は、TPPや秘密保護法など、国民に情報開示をしない政府を批判。長野県中川村の曽我逸郎村長は「日本中の故郷が限界集落になる。村をあげてTPP反対」と発言。
閉会あいさつでは東京大学の醍醐聰名誉教授が、「私たちの生活に関わる全て、切り売りできません。世論の底力を見せる時」と呼びかけ、集会後は銀座までパレードしました。
(民医連新聞 第1562号 2013年12月16日)
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