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民医連新聞

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憲法なう(5) 日本国憲法の誕生(1)

 一九四五年八月、日本は太平洋戦争に敗れました。アメリカ・イギリス・中国から出された「ポツダム宣言」を受け入れ、無条件降伏をしたのです。
 ポツダム宣言には、「民主的で平和的な政府の樹立」や、「言論・宗教・思想の自由など基本的人権の尊重の確立」等、日本が民主主義国家として生まれ変わるための一三項目が書かれていました。
 日本は軍部独裁政治によって焦土と化しました。その日本が民主主義国家として生まれ変わるために、日本を占領した連合国軍の総司令部(GHQ)は、まず新しい憲法を制定しようと考えました。
 さっそく日本政府に憲法の試案作成を指示し、集められた学者や官僚たちが議論を重ねていたところ、新聞社がこの試案の内容をスクープしました。

明日の自由を守る若手弁護士の会

(民医連新聞 第1559号 2013年11月4日)