「薬局でも無低を」意見書採択
【宮城県多賀城市】無料低額診療事業を保険薬局で行えるよう国に求めた意見書を三月、多賀城市議会が採択しました。無低は経済的に困難な患者の窓口負担を医療機関が減免する制度。保険薬局では実施を認められておらず、民医連でも実施を認めるよう運動中です。
今回の採択も、つばさ薬局多賀城店の運動が契機。昨年から市長との懇談や、議会運営委員会で学習会を開くなどして議員らに働きかけました。「市長に直談 判するなど初体験。薬剤費助成は実現しませんでしたが一歩前進」と菊地秀行事務長は語っています。
(民医連新聞 第1547号 2013年5月6日)