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民医連新聞

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手づくりのリフレッシュ休暇 八戸医療生協が郡山医療生協の仲間まねく

 青森・八戸医療生協は八月一~三日に郡山医療生協の職員の「リフレッシュ休暇」を企画しました。職員有志で実行委員会を立ち上げ準備。郡山から六家族一八人が参加しました。
 初日は八戸の「三社大祭」を見学。大きな山車や虎舞などを楽しみました。夕方は八戸の職員との大交流会を行いました。
 交流会では、郡山の職員を代表して三浦香さんがあいさつ。「嫁入り前の娘や、成長期の息子がいて不安な日々を過ごしています」との話に涙を流す実行委員も。
 実行委員長の下館大志さんが「八戸も福島も民医連の輪でつながっています。共にがんばりましょう」と締めくくりました。
 二日目は青森県の自然を満喫できる三つのコースを用意。奥入瀬渓流~十和田湖、そば打ち体験~散策、一日プール三昧のコースです。楽しい時間を過ごした 子どもから「一日中プールで泳いだ」「歩きすぎて体が痛い」との声が。
 郡山の職員、佐藤美枝子さんには二歳の子どもがいます。「子どもの発達を考えると本当はいっぱい遊んでほしいけど、福島ではできません。放射線量が低い場所にいるだけで安心できます」と話しました。
 実行委員会事務局の佐々木美音緒(みねお)さんは「職員のリフレッシュも大事だけど、子どもが楽しんでくれて良かった」と。また、八戸の実行委員会は 「福島の職員の置かれている状況が分かった」と振り返りの会議で話し合いました。改めて福島の職員たちの苦労を知る機会にもなり、今後も連帯していくこと を決意していました。(矢作史考記者)

(民医連新聞 第1532号 2012年9月17日)