いつでも元気20周年 1991年12月誕生!!
『いつでも元気』という雑誌、あなたは読んでいますか? 鮮やかな写真が目をひく、民医連の月刊誌です。発行部数は、現在約5万 7000部。医療・福祉の話題はもちろん、お料理や旅、海外の情報から有名人まで、内容は盛りだくさん! まずは手にとって! そして、ページをめくって みましょう~♪
多彩な執筆陣とデッカイ記事!
多彩な執筆陣も魅力です。フォトジャーナリストの中村梧郎さんや写真家の森住卓さんなど、 世界と日本で活躍する人たちも、常連です。最近では、ベトナム戦争の枯れ葉剤被害者のドクさんに子どもが誕生したニュースや、福島第一原発事故の影響で牛 が消えた福島・飯舘村からのリポートなどが話題を呼びました。「こんな小さな雑誌が、こんなことまで取り上げるのか? とジャーナリスト仲間も驚くことが ある」とは森住さん談。
共同組織のとりくみも、全国各地から豊かに伝えています。7人に1人が貧困状態にある日本。「しが健康友の会」(滋賀県)は、すべての子どもたちが豊かに成長するのを支えようと、夏休みの「宿題一緒にやろう会」にとりくんでいます。
著名人によるリレー巻頭エッセイや、役立つ薬の話、料理欄も。さぁ、あなたも購読だぁ~!!
知っていますか? 還元金
『いつでも元気』の価格は1部380円。実はそのうち100円が、販売所に還元されます。この還元金を使って、「健康友の会」など共同組織のさまざまな活動に生かすことができます。
長野・伊那谷健康友の会では、長年積み立てた還元金で、車いすを5台購入し、健和会病院に寄贈しました。寄贈式を行うと、式を見た職員から「僕の100円が役に立ったんだ」との声も。
車いすはさっそく各病棟に配られ、活躍しています。利用者の1日も早い回復を願い、毎日元気に病院中を動き回る、その名も「いつでも元気号」の車いすたちです。(熊谷光栄さんより)
多田重正編集長語る
現場で働く皆さんからの発信、読者の方々からのお便り(月五〇〇~八〇〇通!)に支えられているのが『いつでも元気』です。医師と患者さんの双方の意見を載せるなど双方向な紙面づくりを目指しています。
病気や薬のことなど、患者さんと話す時にもわかりやすい記事を心がけ、好評をいただいています。
グラフ誌ならではの美しい写真も魅力。旅の特集でも戦争の傷跡や住民運動の歴史など、民医連らしい視点も大事にしています。
(民医連新聞 第1511号 2011年11月7日)