核種分析装置(ゲルマニウム半導体分析装置)導入に 民医連から農民連へ募金
全日本民医連は、農民連(農民運動全国連合会)が呼びかけている放射性核種分析装置(ゲルマニウム半導体分析装置)導入募金に応え、一〇〇〇万円を寄贈しました。七月一六日、藤末衛会長が、農民連の白石淳一会長に目録を手渡しました。
農民連の食品分析センターは、食の安全確保のために、一九九六年に東京民医連の病体生理研究所内に設立され、活動している施設です。
今回の原発事故による土壌や農産物への影響を分析するために、このほど、高性能の放射線量分析装置の配備を決定。本体の購入や周辺整備のために五〇〇〇 万円相当の資金が必要で、募金が呼びかけられました。このとりくみの呼びかけ人には、専門家や運動団体の代表などとともに、藤末会長も加わっています。
(民医連新聞 第1505号 2011年8月1日)
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