卒業式で成長した姿 東葛看護学校
【東京発】三月五日、当校の卒業式がありました。卒業生は六九人です。式では「死にたい」と訴える人に寄り添うこと で日々笑顔が増えていったケースなど、患者から学んだ話が披露されました。「お金が無く透析治療が受けられない患者さんがいた。家族が山林を売ってお金を 工面しなければなりませんでした」と声を詰まらせ原稿を読む卒業生も。東葛看護学校で学んだことで、日本の貧困な社会保障制度に怒りの涙を流すようになり ました。民医連の学校らしい卒業式でした。
大谷洋子総看護師長(東葛病院)は「成長する仲間でありたい」との言葉を贈りました。
(山縣良一、事務)
(民医連新聞 第1496号 2011年3月21日)