子どもの貧困解決「私たちの出番」と おおつか生協クリニック
【宮崎発】民医連の総会方針を読んで、二歳の子を持つお母さん看護師が「民医連職員として、子どもの貧困について、何か行動したい」と相談してきました。
日本の子どもの貧困率がOECD加盟国平均を上回っていること、自殺する子が一日に二・六人ということにふれ、彼女はこう話しました。「貧困が子どもの 生きる力を奪っている。貧困や孤独とたたかいながら暮らす家族をサポートできる地域のつながり=組合員さんや支部を持っている私たちの出番では?」と。
一一月は児童虐待防止推進月間で、オレンジリボン運動がよびかけられていました。子どもの貧困に目を向ける活動の一環として、この運動に参加することを 全職員で確認。制服の思い思いの場所にオレンジリボンをつけ、勤務しました。
(仁田脇弘文、事務)
(民医連新聞 第1490号 2010年12月20日)