医療安全で相互診断 中四国地協安全運営委員会
【愛媛発】一〇月三〇~三一日、島根県出雲市で当地協の医療安全交流会を開き、各県から三八人が参加しました。
出雲市民病院の外来、病棟などの治療現場から施設課などの管理部門まで四組に分かれて安全診断。現場責任者からとりくみ内容と課題の説明を受け「同意書 をきちんと取っている」「転倒転落防止をフローチャートで説明できている」などを評価し「転記作業が多い」などの改善提案をしました。受け入れ側も点検し た参加者も勉強になりました。
二日目は「九州沖縄地協医療安全委員会のとりくみ」について、全日本民医連医療安全委員の桐谷昌恵さんの講演を聞きました。九州・沖縄では、年四回定期 的に全県連持ち回りで開催し、警鐘事例の検討と安全診断を実施しているという話。医療安全情報を発信し、課題の共有化をすすめている経験など、学ぶ点がた くさんありました。
(倉田均、愛媛民医連、事務)
(民医連新聞 第1489号 2010年12月6日)
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