在宅患者さんたちと、コスモスツアー 立川相互ふれあいクリニック
【東京発】一〇月一七日、在宅患者さんのコスモスお花見会をおこないました。四年ぶりのとりくみです。外出する機会が少ない患者さんの気分転換と交流が目的。
参加した患者さんは六人、そこに医師、看護師、事務などの職員を入れて総勢二二人。三台の車で送迎し、満開のコスモスを見ながら、お弁当を食べ、心に残るひとときを過ごしました。
(輿石隆行、事務)
◆参加した看護師・滝本恵美子さん(ふれあいクリニック)の感想
絶好のお花見日和。帽子をかぶり、バッグと杖を抱え、外階段に腰を掛け、迎えを待っていたTさん、お孫さんに見送られたAさん。
一面紅、桃色、白と色とりどりのコスモスに「わぁ!」「こんなの初めてだぁ!」と感動の声・声・声…。車椅子で甘い香りのコスモス畑を通り抜けました。
認知症のAさんが「コスモスの歌を歌う」と言って「バラが咲いた」を歌い始めましたが、皆も楽しく加わりました。お弁当もおいしかったです。帰りに「また来年も」と。
翌日、参加した患者さんに体調を伺うと、「よく眠れた」とのことでした。
(民医連新聞 第1488号 2010年11月15日)
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