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民医連新聞

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介護職が2つの学習会 群馬民医連介護保険委員会

【群馬発】一〇月に二つの学習会にとりくみました。
 一つは、高齢者の生活・住まいを考える学習会。群馬民医連の介護政策を、運動を通して作成する一歩にするためのもの。
 北海道勤労者医療福祉協会代表取締役の小内浩さんを講師に、高齢者住宅のとりくみを学ぶ場となりました。
 二つめは、群馬県介護福祉士会の田村尚会長を招いて、介護福祉士講習会を開き、三〇人が参加しました。人間の尊厳・基本的人権を守ることの大切さをあらためて深める機会になりました。
 菅政権のめざす「新経済成長戦略」の名の下での「強い経済」「強い財政」「強い社会保障」は、国民に自己責任を押しつけ、社会保障制度の国の責任放棄を すすめるもの。それにそって二〇一二年の制度改正に動いています。
 一方、介護サービス利用者や家族、介護福祉士をはじめ介護に関わる人たちの多くは、矛盾と困難の中で生活を強いられています。
現場から一人ひとりの声を集めて大きな声にしていきたいと思いました。
(五十嵐一夫、事務)

(民医連新聞 第1488号 2010年11月15日)