中断訪問で無保険状態の患者が ねむろ医院
【北海道発】九月一五日、昨年一二月から治療を中断していた高血圧患者のAさんを看護師が訪問しました。
Aさんは失業しており、国保証は「有効期限一カ月」の超・短期証の交付が繰り返されていました。さらにこの時、月半ばだったにもかかわらず、いまだ本人に保険証が届いておらず、無保険状態になっていました。
さっそく市役所に連絡をとり、責任を問い、対応を求めました。根室社保協との懇談で同市は「(保険証の)留め置きはない」と回答していたのです。保険課 は「留め置きといわれても仕方ないミスで申しわけない。改善を図りたい。保険証は今日中に交付する」と謝罪し改善を約束しました。
この問題は、市議会でも取りあげるよう市議に要請し、失業中のAさんの生活相談もすることにしました。
(北海道民医連【秋の大運動】ニュースより)
(民医連新聞 第1487号 2010年11月1日)
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