グラフで自己を知る 健友会
【山形発】当法人の介護事業部は九月一六日、「コミュニケーション技法」の学習会を開き、介護職、介護福祉士ら約三 〇人が参加しました。介護老人保健施設ひだまり(酒田市)の長谷部沙希SWが、「ストローク」について講演。これは相手を認める働きかけのことで、良いス トロークが対人関係を良好にする効果があることを学びました。
また、参加者はエゴグラムを使った自己分析を行い、チェックリストから各自でグラフ化。数例のモデルグラフと見比べながら、「自分はどんなタイプの人間なのか」と考えていました。
グラフの結果はそれぞれですが、大事なのは「バランス」であり、自分に欠けていること・満たされていることを見極め、不足部分を補充することで「自我」 の均衡をとることです。こうした自己分析は過去に経験がなく、興味深くとりくみました。より良い対人関係の構築や、良好なコミュニケーションをとるための 工夫の一つとして役立つと思います。
(柴田麗子、介護老人保健施設ひだまり・介護福祉士)
(民医連新聞 第1487号 2010年11月1日)