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民医連新聞

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アスベスト患者・家族の会が相談会 宮城民医連

【宮城発】「宮城アスベスト患者・家族の会」の第五回例会・相談会が七月三一日、仙台市で行われ、二八人が参加しました。
 当県連も参加する「アスベスト対策宮城センター」が主催。当県連からは仙台錦町診療所・産業医学センターの広瀬俊雄所長をはじめ、放射線技師やSW、事務職員が相談員として参加しました。
 今年五月に「大阪・泉南アスベスト国家賠償請求訴訟」で国の責任を認めた判決が出されましたが、国は控訴しました。県内の患者・家族の会会員では、代表 の上原長吉さんをはじめ三人が亡くなっています。「生きているうちに救済を!」は喫緊の課題です。
 今回、相談に来た一八人のうち一三人が初めてで、時間ぎりぎりまで相談が続きました。その一人は「同じ思いの人たちから話が聞けて良かった」とのべていました。
 直前の新聞報道で相談会を知って参加した人も多く、今回参加できなかった人には、個別相談日を設けて対応します。被災者の掘り起こしと相談会の重要性が浮き彫りになりました。
(金田 基、事務)

(民医連新聞 第1483号 2010年9月6日)

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